パタゴニアで出合った人・他
 チリのサンチアゴから入国した私たちは、第1の訪問地プンタアレーナスに向けて出発するため
空港の搭乗ゲート前に居た。その私たちの前の小学生1.2年生くらいの可愛いお穣ちゃんに
娘が日本から持ってきた「小梅ちゃん」のキャンディをあげた。
 その飴ちゃん、食べたことある人なら解るかも、最初の一口が甘くなく昆布味なのだ。
娘は「6カ国語会話パスポート」なる本をチェックしながら
「それちょっと酸っぱいけどね」言おうとしたが・・・上手くいかん。
すると、隣のパパのスマートホンを借りて差し出してきた。
見れば「私の名前はカミラです。バイオリンをしてます」と日本語で!
おお、やっぱ英語圏でない国(いやいや英語圏でもや)にはこりゃ必須アイテムだな〜。
帰国したら買おう!と心に誓ったような塩梅です。まぁ遅いけどね・・・
 するとやにわに、かのお穣ちゃんバイオリンのケースを開け弾いてくれたんだ。
ゲート前はにわかコンサートホールと化したのだ。
曲が終わると、全員の拍手!どうもありがとう、ね。
チリは海岸線が長い国、アルゼンチンはこりゃ羊、だけれどチリはシーフードがいけると思った。
現地ガイドに教えてもらったレストランへ
不味い・・・・
娘は「これアワビ?とちゃう」
「いやいやおそらくこれはロコ貝。以前スーパーでこのロコ貝をアワビとして売っていたことがある」
ウエイターのおっちゃんに聞こう。
このおっちゃん、日本のありがとうの言葉だけ知っていた。もっとも非常に怪しげなありがとうなんで
正しい日本語の最上級のありがとうは「ありがとうごじゅえますだ」と教えておいた

そしてやっぱりロコ貝だった。

これは子羊を開き?にして炭火で焼いている。アルゼンチン・カラファテにて
食べる時はこんな風にして提供される
味はそりゃ日本食みたいにデリケートさまったくない
この店もどうやら人気店でちょっと早目に到着したから
すんなり入れたけど、
私たちの終わる時は並んでた。
アルゼンチンと言えばアルゼンチンタンゴ
ブエノスアイレスに到着した日の夜ホテル近くのカフェへタンゴのショーを見にいった。
狭い舞台で歌と寸劇込みのダンス、臨場感あってなかなかのもんでした。
この店ちゅうのがなんか知らないけど(私は)有名店で入口の写真を皆パチャパチャ撮ってたし
カフェでお茶飲むにも、ショーを見るにも(事前にチケット購入してある人)入口前で並んで待つ有様。
カフェも予約制なんかな〜(でもここのピザは不味いってダンスのショーの時隣に座ったブラジル在の日本人夫妻が言ってた)
ショーは無論予約。それでも並んだよ。その並んで居る時ドアーマンのおっちゃんが
タンゴ踊れるか?みたいなこと聞いてきたので
あの6年前の船旅での3か月に及ぶダンスのレッスンを思い出し、軽やかなステップを踏んで見せると
「おお〜〜!」ではなく。「そりゃタンゴじゃない」と鼻であしらわれた・・・
ケッチャプ強盗に遇う!
アルゼンチン最後の日、その夜飛行機で帰国すると言う日よ。
ホテル出発が午後5時だから、市内観光に出かけたわけ。
あちらこちら巡りフリーの国立美術館が有ると言うので探していたところ、足(ここは34度cだった)になま温かい液体を感じた。
鳥のフンかしら?
いや〜Tシャツから半パンから、(二人とも)ケッチャップならぬ溶かしチョコレートがべったり!
周りに居たのはおっさん1人。
ティッシュを差し出したり「トイレはあっちかな〜」とか・・
「お前がやったんだろう!とは言わなかったけどね。
あいつしか考えられない。まぁ〜なにも取られはしなかったけど。
はぁ〜充分のご注意を
無事帰国・・・・・                              終わり m(__)m
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