第5回
一家4人でケニアを旅すれば・・・・・
サファリ
サファリーカーです
サファリとは、天井の開く車に乗ってナショナルパークの動物を見て回ること。
勿論、すべて野生だからどこにいるか は 判らない。ガイドとドライバーの腕次第。
ちなみにアンボセリで、神奈川県と同じ広さらしい。
ガイドはお互いに無線で情報を交換し、我々を動物のいるところへ 案内してくれる。
「チーターがいる」との情報をキャッチ、すぐさま出かけると、確かに・・・
木陰で1頭 寝ていました。しかしそれに群がるサファリーカー10台はいたね。
サファリは朝と夕方、動物が行動する時を狙って、こっちも動く。
日中は暑いので、ロッジで本を読んだり、昼寝、プールetc・・・・もっとも日本人はそんなことはない
たいてい1日ぽっきりだから(滞在が)
なんども書いているけど、我々はツアー8日間、しかも1日半遅れていた。
当然走れ走れの強行軍とあいなった。アンボセリから一気にマサイマラへ
その距離 670km。しかもあの道・・
我等のサファリーカーの上部に取り付けられた手すりが落下(振動で)するほどに・・・・
バルーンサファリ
マサイマラは4時起床 憧れの只のバルーンサファリだ。
乗り場のロッジに向かう途中 道の両側で怪しく光るもの それは餌さを求めるブチハイエナだったりする。
バルーンに乗る前「事故があっても文句いいません」という書類にサインをさせられ、
簡単な降り方の練習をする。乗るときはホイホイ乗れば良いけれど。
着地はフワリではなく、ドンと籠が大地につく。
籠のなかで(12人乗り)身を屈める、取手をしっかり握り背中が下に着く。くるりと回ってでる。
これだけのこと。1時間の空中散歩 遠くにタンザニアを眺めヌーの群れがまるで蟻ん子だ。
着いたところで、シャンパンで乾杯。
朝食の用意はできている。
コンチネンタルではなく、イギリス人ご自慢のブレックファ-スト
バルーンの乗客は日本人と白人、パイロットは白人、
しかしこのバルーンを浮かべる為に一体何人の現地の人が働いていたのか?
車やクレーンも出動していたけど、1つのバルーンに10人以上の人が身体張って押さえていた・・・
彼等の給料はこのバルーンの運賃がいったい何ヶ月分に相当するのだろうか?
せめてパイロットは現地の人に代わるべきだ!と 浮かれている私でもちと 心が痛かった。
第5回終