ギアナ通信パート4
エンジェル・フォールについて補足説明。
エンジェル・フォールはその名のとうり、エンジェルさんが見つけた滝です。
なんでも、ギアナ高地はいつも霧がたち込めていて、全貌が明らかになったのは
ここ最近のはなしで、衛星で探索してからだ、そうです。
高さ979m!もある、エンジェル・フォールには、滝壷がありません。
何故なら、あまりの高さゆえ、流れ落ちた水はみんな
地上に(?へんだな〜この表現)に着くまでに、霧と化してしまうからなんです。
アウヤンテプイを覆っている霧は、こういうわけだったんですね〜。
私達はさらに近づくべく、ボートを降りて、ジャングルの中を登って行きました。
途中、現地の人がスパイス代わりに使うアリを食べたり、軍隊アリの巣を覗いたり、
食中植物にさわったりしながら、1時間!
ついに、来ました。水しぶきが、かかるまでの処に。
近づけば近づくほど、その大きさに圧倒され、神々しさすら感じました。
私達はしばし、写真を撮るのも忘れ見とれていたのです。
(そんなわけで 写真が少ない・・・?)
途中の道は、マングローブの根やぬかるみで大変でしたが、
でも、そうしてまで行く価値がある!
その日の晩は、会話が弾みました。そりゃそうですよね。
このツアーの参加者は皆エンジェル・フォールを見に来てるのですから。
あの後、さらに下流で滝壷付近?で泳いだりしました。水はとても冷たく(あたりまえだ)
コカ・コーラ色でした。
そう、この川&滝の水は澄んでいません。マングローブから染み出るタンニンが
川の色を茶色に染めているのです。
ハンモックで寝るのも二回目。もう平気です。慣れって凄いですね。
もう自分のベットのように寝てましたよ。
でも、お風呂には入らない・・・
ちなみにキャンプの水は飲み水以外ぜ〜〜んぶ川の水です。
でも色は前述のとうりコーラ色、しかも変な泡は浮いてる。
男性諸子のトイレは・・・・やめとこう。
この水で毎朝、顔を洗ってたんだし。なんなら初日は歯も磨いた。(知らなかっただよ〜〜)
でも平気。それをしてまで?行く価値あり と私は思いますよ。
(ギアナ通信 了)